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3月になり桜の季節が近づいてきました。東京(上野恩賜公園)での桜の開花予想は3月21日頃なんだそうです。
桜の名所で有名なスポットは多くあり、お花見をしたことがある方も多いと思います。満開に咲き誇る桜の下で過ごすのは気持ちいいですよね。
山を登りながら見る桜もとてもきれいでオススメです。
今回は桜が綺麗な時期の”日帰りで楽しめる山”と”一泊でのんびり過ごせる山”でおすすめのアイテムをご紹介しますので、ぜひ最後までお楽しみください。
日帰りで楽しめる山
【高尾山】
東京都八王子市にある標高599mの山で、”世界一登山者数が多い山”としても知られています。
ケーブルカーやリフトもあり登山初心者や普段山に登らない方でも楽しめます。ケーブルカーは日本一の急勾配と言われており、最急勾配は31度にもなるそうです。
さらに、植物の種類も豊富で約1600種類の植物を楽しめるほか、ムササビも生息し、運が良ければ見ることができます。観察会も開催されています。
また、コースも豊富で1号路は道がコンクリートで綺麗に整備されているため、とても歩きやすいです。このコースは薬王院や茶屋でのんびり過ごせるだけでなく、途中から2号路や3号路、4号路にも行くことができます。
他にも水の音を聞きながら小川に沿って歩く6号路や、明るく気持ちの良い稲荷山コース、高尾山山頂から陣馬山まで縦走できるコースもあります。
今回は、稲荷山コースから陣馬山までの縦走コースをご紹介します。
稲荷山コース(高尾山)から神馬山までの縦走コース
コース |
清滝駅/山麓駅 → 稲荷山 → 高尾山(標高599m) → 一丁平 → 城山(標高670m) → 景信山(標高727m) → 陣馬山(標高855m) → 陣馬高原下 |
距離 |
約16.5km |
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コースタイム |
約7時間(休憩なし) |
参考資料:山と高原地図
高尾山の主尾根よりも南側にある稲荷山コースは、 明るく道幅も広いため歩いていて気持ちの良いコースです。距離が長く時間もかかりますが、アップダウンはあまりなく静かで歩きやすいです。
コース中、桜ポイントは数か所ありますが、私が特にオススメなのは一丁平です。開けている一丁平にはベンチがあり休憩をすることができます。桜の時期には桜の下でのんびりできます。
一泊でのんびり過ごせる山
【丹沢】
標高1567mの丹沢山は神奈川県西部にある丹沢山地の中にあり、日本百名山の1つとしても知られています。
鹿に出会える機会も少なくない丹沢ですが、運が良ければカモシカにも出会えるかも。タヌキやキツネ、野ウサギ、日本リスも生息しているほか、季節によって出会える鳥も違うので下調べをして行くのもオススメです。(もし夏に行かれる方はヒル対策を万全に。)
東京や関東周辺からのアクセスが良く、登山道も整備され歩きやすいため、登山初心者でも楽しく山登りができます。日帰りのコースや泊りでのコースなど、コースのバリエーションも豊富。何度でも登りたくなる山です。
丹沢山地の山々や富士山、目下には相模湾を望むことができ、気持ちの良い景色を楽しみながら登ることができます。
今回は1日目にヤビツ峠から丹沢山、2日目に丹沢山から大倉の一泊二日コースをご紹介します。
1日目:ヤビツ峠から丹沢山、2日目:丹沢山から大倉の一泊二日コース
1日目コース |
ヤビツ峠 → 二ノ塔 → 三ノ塔 → 烏尾山 → 塔ノ岳 → 丹沢山(一泊) |
距離 |
約9.7km |
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コースタイム |
約5時間45分(休憩なし) |
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2日目コース |
丹沢山 → 塔ノ岳 → 鍋割山 → 後沢乗越 → 二俣 → 大倉 |
距離 |
約13.4km |
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コースタイム |
約5時間20分(休憩なし) |
参考資料:山と高原地図
コース内には桜が咲いており、道中楽しめます。丹沢山地の山々をバックに桜を見ながらの登山はとても気持ち良いです。登山道も整備されており登山初心者でも安心です。
また、丹沢山山頂からは富士山が目の前に望めます。夕日と富士山の組み合わせは非常に神々しく、一泊ならではの贅沢があります。
登山にオススメのアイテム
防水透湿性に優れた生地のため毎日天気が変わる春や、雨の多い季節にもってこいです。
また、防風性もあるため、風の冷たく強い時の着用にもオススメ。
インナーダウンと組み合わせれば、一年を通して着用できます。
HYBRID TECH HIKEシリーズ
風を通しにくいライトシェル素材とメッシュ素材を組み合わせているため、気温は暖かくても冷たい風が吹く春や夏前、標高の高い山での使用にオススメです。
ライトシェル素材は雨や風を凌ぐことができるため、突然の天気の変化にも対応できます。
また、このシリーズはコンパクトに持ち運べ、登山やハイキング、トレイルランニングなどのアクティブシーンの持ち運びはもちろん、旅行の際のバッグに忍ばせておくこともできます。
バックパックで擦れやすい腰部分も前面と同様の生地を使用し、ウェアの痛みを軽減させています。
後ろの腰部分にあるポケットに収納可能です。
ウィンドブレーカー感覚で羽織ることができます。肩部分はライトシェル素材を使用しているためバックパックを背負うのも安心です。
左胸ポケットに収納可能です。
膝後ろやふくらはぎ周りなどにメッシュを設け、風が通り抜けます。暑さ対策をしながら、紫外線などからも肌を守ることができます。
春や、夏の山行がメインの方にオススメです。
MERINO WOOLシリーズ
まだまだ冷える日も多いのでメリノウールのインナーがオススメ。
メリノウールの特徴は
・優れた保温性
・汗などで濡れても冷たくなりにくい
・天然の抗菌作用により臭いが発生しにくい(宿泊する山行にオススメ)
・湿度調整する
など良いことだらけです。
また、ナンガのメリノウールシリーズはこれらのウールならではの特徴はそのままに、ナイロンを混紡させ耐久性と速乾性を向上させました。
保温性に優れており寒い季節のイメージがあるメリノウールですが、暖かい季節でも快適に着用できる特徴があります。
メリノウールの表面は鱗状になっており、それが温度や湿度により開閉します。そうすることで汗や湿気を吸い上げ、気化させることで冷却効果を得られます。
暖かくなり、ワクワクする春。皆さんはどこにお出かけするか、どんな山に行くか、どんなところでお花見するか決まりましたか?
植物が芽吹き、お花の香りが漂う季節がもうすぐそこまで来ていますね。山や街を歩いていても様々な動植物に出会えます。
太陽の陽は暖かいですが、風は冷たく、朝晩はまだ冷え込むことが多いです。
寒さ対策をしっかりして、快適に春山を楽しんでください。